卒業式
昨日は愛知県の公立中学校でほぼ卒業式が行われました。
小学校の卒業よりも中学校の卒業の方がより卒業という気がします。
これは自分の主観ですが。
義務教育の課程を終了しここからは自分の意思で学んでいきます。
自分の意思で進むべき道を選択しその責任を自分で取るという大人へ近づいていきます。
先日、とある講義でこんな話を聞きました。
「現代の子供はウォシュレット時代。トイレに入れば自動でふたが開き、ようをすませば自動で洗浄し、自動でかわかしてくれる。トイレを出れば自動でふたが閉まる。」
「何一つ考え、行動しなくても全部事がすんでしまう。」
これは現代の豊かさを比喩しているわけではなく、大人が子供に対してこのようにしていませんか?という比喩です。
私はサッカー指導者ですので、サッカーを通じて選手達の何か人生の糧を作ることを主眼に指導しています。
ただ、そんなに簡単な事ではありません。
私自身もっと大事にしている事は帰る場所です。
かれらの今後の中で必ず、悩み苦しみ岐路に迷うこともあると思います。
そんな時に誰かに話をするだけで楽になることはたくさんあります。
そんな彼らがふっと戻って話せる場所を作っておくことです。
だからこそF.C.Toyoakeを継続し現場に立ち続ける大事さを考えています。
私達クラブを信じ、苦しくても、不安になっても頑張って続けてくれた選手達への私なりに出来ることです。
今回卒業した3年生以前にも色々あった事はブログに書かせて頂きましたのでここでは割愛します。
とにかく信じてくれた3人を私なりにサポートしていきたいと思います。
高校入学までまだ少し時間があります。
もう少し成長に関わらせてください。
中学3年生の3人の選手、卒表おめでとうございます。
充実した高校3年間を過ごしてください。
社会人になってもF.C.Toyoakeはチームがあります。
君達の人生に関わっていくことが出来れば幸せな限りです。