本気と知恵そして工夫

コロナウィルスによる2ヶ月間の活動自粛を経て。
6月より活動再開。
そして1ヶ月が過ぎました。

2ヶ月間休んでいた事が随分昔な感じです。
今はすっかり以前に近い感覚で日々が慌ただしく過ぎていきます。

今回の自粛期間中に本当に色々考えさせられました。
今まで本気で運営して無かった訳ではないですが。
ただ、今回の危機的な状況で無理やりにでも本気にならなければ継続できない状況に陥りました。

日常の中で「何とかなるかな」なんて思っていた日常は今はなく。
本気の本気で真剣に継続する事を考えなければ続かない。
ただ、本気の本気で追い込まれると。
何をすれば、どうすれば、知恵を絞りだします。
今まで色々な部分でざっくりしていた事を見改め工夫をします。
そして活路を見出していきます。

私自身が2つの法人を運営していく中で強く強く考えさせらました。
「まあいいかな」という鈍い気持ちでは知恵も工夫も必要ありません。
思考は停滞し、向上、成長は当然の如くあり得ません。

自分自身はそんなつもりもなく努力していたつもりでしたが。
やはりまだまだ本気度が足りていなかった部分もあると反省しました。

そんな経験をした私が。
サッカーの分野で選手に当てはめて考えるようになりました。
トレーニングでも試合でも本気で取り組まなければ知恵も工夫も出てきません。
「まいいかな」と思えば時間だけ過ぎるのを待つだけになります。
選手自身も本気でやっていない訳ではなく、やっている感覚はあります。
ただ、もっともっと本気になれば自分自身で知恵をつかい考え、工夫し向上を促していきます。

足の速い選手とマッチアップしたとします。
頑張っているけどスピードでぶち抜かれます。
ここで「相手は速いし頑張るけど無理だな」と考えるか、本気で「奪いに行く、負けたくない」と思うか。
前者であれば頑張ってついていきますが何度もぶち抜かれます。
後者であれば相手の足は速いから、相手にボールが入る前に奪う(インターセプト)事を狙ったり。
相手にボールが入ってもしっかり正面に入れるようなポジショニングを考えたり。

結果的に知恵や工夫が功を奏すかどうかは分かりませんが。
この本気の積み重ねがいつか功を奏す事に結びついてくると。

だからこそ自戒の念も含めて。
本気の取組が求められます。

そう考えると行動を起こす事はやはり気持ちが必要だなと感じます。
人間は体からではなく、頭から動かし始めると。

だからこそ本気の気持ちが知恵と工夫をフル回転させ本気の行動へとつなげていきます。

この事は選手だけではなく、指導者も同じです。
子供だけではなく、大人も同じです。

当たり前の当たり前を今回のコロナでがつんと気付かされました。
私達は教える、選手達は教わる。
確かにそうなんですが。
私達は本気になる。選手達を本気にさせる。
そこからスタートなのかなと。

とりあえず今こうして活動を続けていられます。
ありがたい限りです。
スタッフ、選手、保護者様のご理解ご協力のおかげです。

感謝の気持ちを行動に変えてスタッフ一同本気で選手達に関わっていきます。
今後とも宜しくお願いします。

今はただただ活動自粛にならない事を祈るばかりです。

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