U-15リーグ戦最終節
たかが3年前、今の中学3年生が小学6年生の頃。
当クラブのジュニアユース(中学生)クラスは2学年で8人しかいませんでした。
この状況の中、決意を持って入会してくれた選手達が今の中学3年生です。
彼らが入会してくれた事で通常の練習試合や公式戦に参加することが出来るようになり本格的な強化なサイクルへと動き出すことが出来ました。
何も無いチームですので練習試合のたびに何かを感じていただけなければ次の練習試合が組めません。
とにかくひたむきに、フェアーに、あきらめずに戦う事を前面に出していきました。
彼らの取り組みや立ち振る舞いが少しずつ回りに浸透し毎週週末には当たり前のように練習試合が出来るチームへと変化していきました。
あれから3年、彼らのおかげでジュニアユースクラスは3学年で40名以上にまでに成長できました。
そんな彼らと共に歩んだ3年間も8月11日(木)をもって最後の公式戦となりました。
U-15リーグ戦最終節。
長いリーグ戦の中で上手くいかず狂しい時期もありました。
最終節はたまたま勅使グランドにてホームです。
めぐり合わせもあり最高の舞台で最終節です。
アクシデントから一人の選手がベンチに下がっている間に先制点を奪われる苦しい展開です。
いつもなら崩れてしまう可能性もありましたが選手達の集中は切れることなく前半で逆転しました。
結果は5-1で圧勝。
結果も大事ですが最後に3年生らしい、Toyoakeらしい、ひたむきで、あきらめず、ハードワークが出来た素晴らしいゲーム内容でした。
おこがましいですが私が3年間彼らに伝えたサッカーを体現してくれた事が何より嬉しかったです。
当クラブには引退はありません。最後の公式戦が終了したという区切りなだけです。
残された時間、彼らと共に今以上に成長して行きたいと思っています。
今日の最終節は1,2年生全員に観戦させました。
後輩達が何を思い、何を感じてくれたのか。
クラブは続いていきます。この「意思をつなぐ」志はもっとも大事です。
最後に素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた3年生。
最後を良い形で終われる事は間違いなく日頃の努力があるからです。
うわべだけではなく彼らと共にトレーニングしている後輩達は感じて欲しいです。
私自身はこの3年間、3年生から色々なことを学ばせてもらいました。
ただ、これで終わりでは無いので最後までうざいぐらいお世話させてください。
クラブの代表として苦しかったジュニアユースクラスをここまで成長させてくれたのは3年生です。
心から感謝します。
そして3年間、トレーニング、試合、遠征、ほとんど同じ時間を共有出来た事が何より楽しかったです。こんな42歳の親父が毎日興奮して生きていけるのは君達のおかげです。
だからといって厳しい頑固親父のスタイルは変えませんが。笑
成人を過ぎ思い出話しながら酒を飲める日を楽しみにしています。
のこりわずかな中学生活。
まだまだ色々な意味で成長できます。まだまだ親父の嫌味と説教は続きますよ!!