各カテゴリーの成果と取組
脱コロナでスタートしました23年度。
気が付けば11月、あと2ヵ月で新年を迎えますが。
23年度は春から夏にかけて今までのような規制も無く、積極的に遠征や試合に参加する事が出来ました。
その努力の成果が結果となり実を結んでおります。
素晴らしい結果を出してくれました。
ただ、各学年ともにこの映っている写真以外に同じ人数ぐらいの所属選手がおります。
チームとして結果に関わるという意味では出場している選手達の活躍が際立ちますが。
チームの成長を促しているのは所属選手全ての努力と成果になります。
つまり結果はチーム全体の評価になります。
以前にもブログに記したかも知れませんが。
中日ドラゴンズが常勝していた頃の落合氏が語った言葉です。
「補強は必要ありません。現在所属している選手全員が1%質が上がればチームは優勝します。なぜならチームで練習をするからです。」
私はこの言葉をいつも心に刻みながら運営しています。
練習時に対人トレーニングが出来る事も、紅白戦が当たり前に出来る事も、仲間が多くいるからです。
その日々のトレーニングに関わる全ての選手の質が上がれば、おのずと強度と質の高いトレーニングになるのです。
公式戦は出場選手の枠があるので振り分けは仕方がないことですが、この当たり前の定義を疎かにして全選手の育成に励めなければ。
全選手の成長こそが強固なチームを構築するのだと。
当然、私がこのクラブを立ち上げましたから所属選手が少ない時代での指導もたくさん経験してきました。
だからこそ。このような考えに至っています。
いかにトレーニング時に仲間がいて対人トレーニングや紅白戦が出来る事が選手を成長させる事に欠かせないか。
その関わる選手皆を成長させることが、日々のトレーニングの質を向上させ、チームが向上するのか。
ただこの考えは指導者だけでは無く、保護者様にも持って頂きたいと感じています。
どのチームに所属していても、チームを向上させるために欠かせないメンバーです。
だからこそどのチームにて所属していても誇りを持ってプレーしてもらいたい、そこでの頑張り、成長が、かならずチーム向上につながっていると。
綺麗ごとの様に聞こえるかもしれませんが。
だからこそチームに所属している意味があると思いますし、仲間の結果に対しても心から喜び、自分の責任感も湧いてくると思います。
私の考えでは。
結果を出したAチームのみ集まって祝勝会などを開く、なんて事はあり得ない。
全所属選手全員集まって祝勝会となるはずです。
ただし、これは私の考えであり、当クラブの理念の一つですので。
この価値観が全て正しいとは思いませんし、別の考えの方を揶揄するつもりもありません。
そしてもう一つ。
選手は急に中学生、小学生の高学年になった訳ではありません。
幼児の頃から色々な仲間、指導者に触れながら今に至っています。
その小さいころからの仲間、指導者との積み重ねが、この年代で結果という形に現れたのです。
だからこそ今だけでは無く。
色々な事に感謝を持ちながら更に成長できる選手達になって欲しいと思っています。
かなり堅苦しい文章になってしまいましたが。
私たちが大切にしている事です。
今一度立ち返りたいなと思いました。