アリとキリギリス
10月、11月は色々な場面で厳しい試合が続きました。
選手達の頑張りと情熱を注いだスタッフに感謝です。
色々なカテゴリーで少しずつ結果が付いてきています。
今だけを観れば素晴らしい事ですが。
急にこのような形になったわけではありません。
私達がクラブをスタートさせてから私達の思いはぶれた事がありません。
当然スタート時は負けばかりです。
県大会、リーグ昇格など夢の又夢の話でした。
1つ勝てるかどうかで長く戦ってきました。
私達は子供たちの成長に寄与する事を大前提だと考えています。
だからこそ勝喜びも負ける悔しさも凄く大事で。
もっと大事な事はその結果から何を学びどのように次を踏み出していけるかどうかです。
負け続けていた日も次の日からどのように取組むか。
少し勝てるようになってきても次の日からどのように取組むか。
県大会出場、リーグ昇格しても次の日にどのように取組むか。
この部分を大事にしながら良いときも悪いと時も長い年月アリのように踏みしめてきたつもりです。
ここに至までには長い年月を要しています。
童話のようなアリとキリギリスのたとえ話ではありませんが暑くて苦しいときもせっせと働いたアリが寒い冬でも生き抜いていく。
負けることが良くない事で、勝つ事が良い事だと考えていたら違う形のクラブになっていたと思います。
上手い選手が良くて、上手くない選手が良くないと考えていたら違う形のクラブになっていたと思います。
大事な事は強かろうが弱かろうが、上手かろうが上手くなかろうが現実を理解し高みを目指して各々が次に向かうことだと考えています。
当然卑屈になって前に進まない事は論外です。
その行為が人生の糧になっていくと信じています。
クラブも一人の生き物と同じです。
必ず過去からの繋がりの中で現在に至っています。
過去に所属していた選手達の頑張りで繋がっている事がたくさんあります。
毎週当り前のように練習試合を各カテゴリーで組める事もその一つです。
逆に今の選手達の頑張りがさらに将来の選手達の成長を助ける事にもなり得ます。
だからこそ今を直向に。
強い、弱い、上手い、上手くないではなくて現状の全ての選手達の日々の直向さが将来のF.C.Toyoakeを更に強固なものにしていくのです。
ToyoakeはToyoakeらしく今後も直向に成長していきたいと強く思います。