U-15リーグ戦最終節
U-15リーグ戦最終節を語る前に。
少し長い前置きを。
クラブをスタートさせた頃、当然私も20代。
エネルギーは溢れているが、経験も指導者としてのスキルも足りない。
当時、クラブに在籍して頂いた保護者様は未熟な私に言いたい事も多々あったと。
当然、運営の至らない点から咤激励を受ける事もありましたが。
当時の保護者様には温かく見守って頂いた、本当にそんな感じでした。
当時は親としての経験も無い、若い兄ちゃん。
色々あったと思うんですよね。言いたい事は。
でも
「先生、車運転しながらあくびしてたでしょ、たまには休みななよ」
「先生、彼女と遊ぶ時間あるの?たまには休みなよ」
よく温かい言葉をかけて頂いていました。
そんな漫画見たいな事は無理ですが。
今の自分が、当時20代の自分に会えたなら。
飲みながらずっとお説教だと思います。笑
何が言いたいか。
当時の未熟な自分が、経験豊かで目上の保護者様から常に苦言を呈いされていたなら。
自信を無くし。
今まで続かなったと強く思います。
現在、クラブが現在進行形で進んでいるのも。
当時の保護者様の温かいご理解ご配慮があったからだと強く深く感じています。
そして本題に入ります。
あれから時を経て、スタッフも歳を重ねてきました。
クラブとしても若いエネルギーが必要な時期に入っていましたので。
今までは私と深い関係を持っているスタッフを採用してきましたが。
関係性も無く、新しい試みとして20代のスタッフを3年前に採用しました。
現在の中学3年生がジュニアユースクラスに入ると同時に、20代スタッフもF.C.Toyoakeでの活動をスタートさせました。
そして中学3年間を駆け抜け、U-15リーグ戦最終節を迎えました。
当時とは違いますが。
私の20代の状況によく似ています。
ただただ保護者様のご対応に感謝するしかありません。
私があれから25年の時が経ち、当時があるから今があると思えるように。
きっと彼もそう思う時がくるし、今後も指導者を続けていくと思います。
私達は子供たちの成長に寄与するために日々関わっていますが。
私達、指導者の成長に保護者様から寄与頂けていると感じます。
保護者様に見守れ、3年間指導を続けたチームは。
所属選手誰23名欠ける事無く、最終節のグランドに立っていました。
リーグ戦が少し長引いた関係で例年より最終節が遅れましたが。
トレーニングから欠ける事無く、皆が参加し。
最後は23名皆で戦いました。
未熟な20代の指導者は不器用なりにF.C.Toyoakeが最も大事にしている理念をピッチで表現してくれたと思っています。
この14期生も園児、低学年から所属している選手が多く。
又、中学生から入ってきてくれた選手達も人が良く、すぐに融合しました。
とにかく人間性、人間味あふれた学年で結果以上の結果をクラブにもたらしてくれました。
Aチーム、Bチームと別れる事により。
変な空気間が生まれがちですが。
14期生が「そんなの関係ない、我々はチームだ‼」そんな言葉が出てくるような活動を体現してくれました。
Bチームの最終節には、Aチームの大声援があり勝利。
Aチームの最終節には、Bチームの大声援があり粘り強くドロー。
私が、クラブが、最も大事にしている事を表現、体現してくれました。
クラブの代表として、いち個人として、14期生には本当に感謝しています。
終了後全ての選手達と握手しました。自然発生行為です。そんな気持ちになりました。
さてここからは。
毎年同じですが、あくまでも区切りです。
今年は私学に進学する選手も多いので、卒団するまで今以上に向上出来るように励んでください。
公立進学の選手も、発散、体力維持も含めてうまくスケジュール管理しトレーニングに足を運べると良いかなと思います。
最後に14期生すべてに関わった方々に感謝申し上げます。
そして卒団式では直接お会いして感謝の意を伝えさせてください。
卒団式でお会いできる事を楽しみに、今から肝臓を鍛えて準備しております。笑
今後ともよろしくお願いします。