雑記

2月1日

2017年が始まり。
早1ヶ月が経ちました。

1月は新年の余韻で飲み会が多く何となくまだまだ新年気分でしたが。
ここからは次年度の手続きや募集要項など17年度に向けて急激な動きに変わります。

そんな中、1月後半。
とある中学校にて「職業人に学ぶ会」に出席させて頂き中学生に30分×2回程度お話をさせて頂きました。

私は「サッカー指導者」という仕事をしている立場で話をさせて頂きましたが。
これを仕事と認めて頂けるまでにはまだまだ時間がかかるようです。

私はこの仕事を約20年近く誇りをもってやっています。
当然この仕事だけで食えない時代の方が長かったですが。

人にはよく「昼間何してるの?」とか「練習の時間だけでしょ働いてるの?」とか言われ続けましたし、今も言われるかな。
「食べてけるの」とか「家族養える」とかも言われましたね。今も。笑

おそらく一般的なイメージなんでしょうね。
そんな中で今回のように中学生に対して社会人として一つの仕事としてお話をさせて頂けた事は本当にありがたい事です。

私は昔、営業マンの頃に上司からこんな事を言われていました。
「当社が扱っていない商品でも売れる営業マンになりなさい。」
「商品知識や説明だけで勝負するのではなく人間力でも勝負しない。」
「そうすれば全く知らない商品も売れる営業マンになれる。」

今、考えれば素晴らしい言葉で深い意味を考えさせられます。

指導者である前に一人の社会人で、一人の社会人である前に一人の人間です。
今、サッカーを通じて色々な事をやらせて頂いています。指導者もその中の一つですが。
企業の方や行政の方、医療の方など色々な方と関わりながら仕事をさせて頂いています。

私がサッカーしか教える事が出来なければ。社会性の幅は狭いですよね。
そんな経験の薄い指導者に教えてもらいたいとも思えない気がします。

サッカー指導者がサッカー指導だけでは無く、社会人として、人間として認めて頂ける様になって始めて仕事として社会に認めて頂ける様な気がします。

そんな事を中学生に話しながら、自分にも強く言い聞かせていたように思います。
このような機会を与えて頂けた事に感謝しつつ、私の人間力も多少向上したかな?と。笑

ただこの話の根底はそもそも私自身が社会人として認めて頂けてるのかな?
まだまだ努力が足りないですね。
という事で2月も私の仕事であるサッカー指導者を頑張ります!!

2017年

皆様明けましておめでとうございます。
2017年も宜しくお願いします。

さてさて私自身は久しぶりに父親に戻り家族でゆっくり過ごせています。
我が子の前ではりきって2重跳を披露し首の筋を痛めるという情ない42歳ですが。
この数日間の充電期間があるからこそ充実した仕事が出来ます。

元旦は自分の実家でゆっくりしました。
生まれて育った場所ですので自然に落ち着きますよね。

私は5人家族で育ちました。
父、母、姉、私、お婆ちゃん。

お婆ちゃんは7年前に他界しましたが94歳まで頑張り。
近所でも有名な日本舞踊の先生でした。

私は指導者のような道に進むつもりはなかったので不思議な血を感じますが。
そんなお婆ちゃんが私が指導者になる時に「勉強みたいに教科書が無いから難しいんだよ」と。今はその深い言葉が理解できます。

父親は今年77歳の喜寿を迎えます。
昭和15年生まれですので戦争経験者です。
昔ながらの厳しい亭主関白の父親でした。

母親は父親より9歳若く、父が厳しかった分優しかったです。
専業主婦でしたので常に家にいて私はそういう意味で寂しい思いをした事がありませんでした。

そして2つ上の姉。
父親が始めての子という事もありかなり厳しく育てられたようで。
小さい頃から私を守る?事を使命感のように抱いていた優しい姉です。

そんなルーツで私は育ちました。
私の人間性の基盤は家族にあります。
家族の中で厳しさ、優しさ、常識、色々な事を学んだような気がします。

当然ですが私の有無は誰の責任でも無く親の責任であるという父親でしたので。
私がやりたい事などは、ほぼ全てやらせて頂きました。裏を返せば自分の育て方に絶対の根拠があったように思います。常に選択時は「お前が決めた事ならそれでいい」という言葉だったように思います。
結婚相手にも何も言わず「お前が選んだな人ならそれで良い」という言葉だけでした。奥さんが良かったと思いますが。笑

子供の選択に信頼を寄せてくれるのは何かあれば親の責任という腹のくくりとそういう形で育てたという事だったのかなと。

私は男の子でしたので父の影響を強くうけていると思います。
家族で何処かに旅行するとか、どこかに遊びに行くような事はほとんどありませんでしたが。
子供ながらに「家族を守る」という気合は背中で感じていました。
男は家族を守るためにまず稼いでくるというようなタイプの父親でしたので。
ひ弱さみたいなものは全く感じませんでした。
常に強いイメージです。
父の涙は生涯、後にも先にもお婆ちゃんのお葬式の一度だけです。

今、私も家族がいます。
そうのような家庭で育ったので私自身も子供達に同じ事を抱いています。
私が父親に抱いていた「強さ」見ないな物を子供達が感じているかは定かではありませんが。
私は父親ほど強くないので、ただ常に何かにチャレンジし前に進んでいるという父親でいたいと、強くは無いが魅力的な父親でいたいと。
何か子供達が感じてくれるような生き方をしたいなと。

子供達の生き方より、子供達に恥じないような生き方を自分が出来ているかが問われているような気がします。

私は実家に戻るとこの家族で育って良かったと思います。
家族という単位は一番最初の一番最小のグループです。
ここの環境が大き人生の基盤を作り上げます。

私自身も上手くいかない事の方が多いですがその気合だけは持って生きたいです。
常に酒に酔って寝てしまう父親では無理かもしれませんが。笑

新年にそんな決意も悪くないですね。
今回は自分の事だけですみません。
常に最前線で家族のために働いているお父さんに共感頂ければ幸いです。

ただ、それは奥様の多大なサポートがあるから出来る事だけは忘れてはいけませんよ。
奥様には感謝の気持ちを忘れないようにしましょうね。お父さん。

2016年

クラブで言う所の2016年度は新年3月まで続きますが。
暦の上では2016年は残りわずかで2017年に変わります。

当クラブも12月28日(水)中学生の遠征を終えて今年の活動を終えました。
あくまでもクラブ活動が終えただけで、私は今日も銀行の支払いなど残処理のため休めません。笑

毎年このような区切りには必ずブログを書くようにしています。
今年度は当クラブ最大の活動人数となりました。
多くの保護者様や選手に関わることが出来、幸せに感じています。

話は急激に変わりますが。

プロになる条件として最も大事なことは?何だと思いますか?
・経歴 ・能力 ・環境 ・個性?では無く。

続けている事だそうです。

当たり前ですが見落としがちでは無いですか?

子供たちは将来何らかのプロになります。
その時に大事なことは能力でも経歴でも無く続けていける力です。

だからこそ続けていく力、続いていく力が経験という武器となりプロとして戦って行ける力になるそうです。

当クラブも法人という一つの人です。
この言葉を当てはめると続けていく力。

大きな怪我や大きな事故も無く1年無事に活動出来た事が何よりの力になります。
当たり前の環境を見落としがちです。

選手、保護者様、スタッフの協力により2016年も欠けることなく活動が出来ました。
全ての皆様に感謝をし、この当たり前を継続できるように2017年も頑張ります。

2016年皆様のおかげで無事に充実した活動を行う事が出来ました。ありがとうございました。

それでは皆様、良いお年を!!

という事で
数日間は父親に戻ります。あまり家にいないので。忘れられないように。笑
暴飲、暴食して2017年のエネルギーに変えさせて頂きます!!

 

勅使クラス

皆さん知ってます?
徳重駅につながる56号線?豊明幼稚園付近の道につながるのですかね。

今日たまたま通って工事の状況を見たらそんな感じでしたが?
定かな情報ではありませんので。

ただ、私の不確かな情報が正しければ(目で見ただけなのですみません。)
非常に勅使グランドまでのアクセスが楽になります。

今までは豊明市内、緑区でも諸の木辺りの方が通いやすいグランドでしたが。
あの道が通れば徳重付近の方も通いやすいグランドになります。

勅使グランドはナイター照明設備を完備したグランドです。
おそらく付近のグランドでナイター照明完備のグランドは存在しないような。
夏場はあまり気になりませんが、10月下旬から2月ぐらいまでやはりしっかりとしたナイター照明の下でトレーニングを行う形がベストだと思います。

中々勅使グランドの存在とF.C.Toyoake勅使の存在が知られていないという状況にあります。
駐車場もグランドも広いので人数が多くなっても充分に対応出来ます。
又、少年用ゴールも2セット(4個)常備しておりますので環境面も充実しています。

勅使グランド

勅使グランド

私達の信念の元、複数の学年を全て募集はしていません。
昨年度キッズクラス(幼稚園)を開設したばかりですので2年目である今はキッズクラスと1年生のみの選手達で活動しています。
やはりしっかり育てていきたい。関わっていきたいという考えです。

来年度は2年生クラス、さ来年度は3年生クラスというように選手達の学年と共にクラスを増やしていく考えです。

是非、皆様F.C.Toyoake勅使を口コミお願いします。

目的

気がついたら年末です。
年末ですので1年を振返る時期にきています。このような話題を。

「目的」

サッカー指導者には当たり前のフレーズになっていますが。
サッカーの目的は「ゴールを奪う」ことです。
ドリブルで相手を抜くことも、パスを繋ぐことも目的では無くゴールを奪うための手段です。
ドリブルで相手を抜くことが、パスを繋ぐことが目的になってしまうと本来の目的であるゴールにたどり着けない場合もあります。

少し伝わりづらいですね。

硬いですが人生に置き換えてみると。私の考えですのであしからず。
人生の目的は「生きる」ことです。
子供のうちは自分で生きる力がありません。親に生かされています。
動物達も子供のうちは自分で狩が出来ません。親が狩で得たえさをわけてもらって生きています。
動物達もずっとこの関係が続くわではなく、ある時期がきたら子供たちに狩を教えるためにえさを与えず、子供たちは狩を覚えなければ生きることは出来ません。子供たちは生きる力を身につけ大人になり、そして親になって子供たちに生きる力を教えていきます。

成績の良い学校に進学することも、社会的信用の高い会社へ就職することも目的では無く生きるための通過点です。
そこに進学したから、そこに就職したから生きていける訳ではありませんよね。
その通過点で何を学ぶかが生きる力を身につけます。
目的がはっきりしていればそこで起こる全ての現象を経験に変えていけますが、はっきりしていないと挫折に変わります。

それではサッカーをする目的は「生きるための糧をつくる」ことです
糧とは食物、食料という意味があります。まさに体を生かすためのエネルギーになります。
生きていくためのエネルギーと考えると分かりやすいですかね。

勝つことも負ける事も糧を培うための大事な通過点です。
目標に向かって全力で努力することも糧を培うための大事な通過点です。
仲間と共に歩むことも、仲間の気持ちを感じることも、感謝する気持ちも糧を培うための大事な通過点です。
サッカーを通じて色々な現象を経験に変えた選手達は生きていく糧を蓄積していきます。

目的がずれてしまえば本当に獲得したいものはずれていきます。歪んでしまう場合もあります。

親が子供に願うのは健康で自分より長くいき続けていく事だけです。
指導者が選手に願うのは健全に指導者より長く何らかの形でサッカーに関わっていく事だけす。
大人は次の世代の子供たちに生きる力を繋いでいく大事な作業があります。
子供たちはいずれか大人になりまた次の世代の子供たちに生きる力を繋いでいきます。

だからこそ子供達に関わるときに何のためにという「目的」を持っていたいです。
まだまだ私も親としても指導者としても勉強が必要です。
こんな言葉があります。

子供を変えたければ、まず親が変わらなければ。
子供を成長させたいなら、まず親が成長しなければ。

何か刺さりますよね。
自分のことは棚に上げて、子供にガンガン要求してることありますよね。
子供は冷静に親を観てるんでしょうね。
結局は自分の成長なんですね。

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