13期生卒団式
10月17日に「らしさとは」というタイトルでU-15リーグ戦の最終節の事を書かせて頂きました。
その時に卒団式で美味しいお酒を飲みましょう‼
そんな事を書いていましたが。
あっという間の卒団式。
3月11日、13期生卒団式が行われました。
幼稚園から続けてくれている選手。
小学生から続けてくれている選手。
中学生から入会してくれた選手。
色々な選手たちが3年間という時間をかけて素晴らしいチームという形になりました。
特徴を持った選手たちが多かったですが。
13期生もToyoakeらしい直向きさを忘れない。そんなチームだったように思います。
彼らの中学生活が始まるかと思いきや、コロナ感染症が蔓延し。
いきなり2ヵ月の休校。
サッカー活動の中止。
その後も遠征中止、公式戦中止などなど。
今までの当たり前は一変し。
急激に当たり前が抑制される日常が続きました。
そんな3年間の中でも。
こうして卒団式を迎えられた事がいつも以上に幸せを感じるのはそんな経緯があったからかも知れません。
私達もコロナ渦を経験し。
今まで何も意識することは無く、普通に、当たり前に日常が過ぎていく中で。
活動ができる事はとても重要でありがたい事だと気付かされました。
私達も含め、生きていると色々な事がありますが。
当たり前ではなく生きてるからこそ経験できる事であると。
物事をそのように考えられるようにもなりました。
これから高校生になる皆‼
きっとサッカーでも日常でも色々あるでしょう。
ただ君達は当たり前にサッカーが出来ない、友達と会食できない。
そんな経験もしました。
だからこそ色々な壁にぶちあったても。
それは普通の当たり前の活動が、日常があるからこそです。
普通に当たり前に活動が、日常が無いほうがどれほどか辛く、寂しいかと。
卒団式が行われた3月11日は東日本大震災が発生した日です。
多くの方が当たり前の日常を瞬時に無くしてしまいました。
そこを経験していない私達には計り知れない事だと。
だからこそです。
卒団生の皆‼
君達には、君達の活動を応援してくれる保護者様がいて。
自分達の好きな事に没頭できる環境を作っていただけている。
これは当たり前ではなく、普通ではない。
だからこそ感謝の気持ちを忘れてはいけません。
その気持ちがあれば立ち止まり、踏ん張り、乗り越える。
そんな事が可能になるのです。
君達が保護者様に伝えた感謝の気持ちをずっと胸に刻んでください。
保護者の皆様、誰もが経験して無いコロナ渦の中。
当クラブの活動にご理解ご協力頂き本当にありがとうございました。
きっと卒団生を知らないOBの選手達や保護者様が彼らの活躍、活動でエネルギーをもらったと思います。
そして今後も卒団生達が知らない後輩達の活躍でエネルギーを与えられる。
そんなF.C.Toyoakeを今後も構築していきます。
これで卒団になりますが引き続き温かく見守ってください。
1次会から始まり、2次会、3次会ベトコンラーメンと。
卒団式定番の流れにお付き合い頂きありがとうございました。
想像以上に美味しいお酒となりました。
最後に
卒団生の皆‼
何かあったら何時でもグランドに来て、当時の君達のように頑張っている後輩を見に来てください。
それだけで少し気持ちが落ち着き、変化するはずです。
そんな場所であり続けるために直向きに活動を続けていきます‼
素晴らしい13期生、皆に幸あれ‼